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お化けと迷信打破

  • 代表理事
  • 2016年5月6日
  • 読了時間: 1分

カラフトアイヌ語の最後の話者とされる浅井氏のトゥイタハはネット上で閲覧することができる。

収録されたお話にはいわゆるお化けが登場するものが多く、おそらくは、お化けが身近な存在だったのだろう。もちろん、お化けものが多いのはカラフトアイヌに限らない。

ニヴフの物語に、海で化け物に出会う話がある。これは、漁師が船で化け物に会う話なのだが、化け物は海上にただ立っているだけだ。

近年では、ネットで伝播されるお化けもいる。例えば「クネクネ」などがそれだ。ニヴフの海の化け物は海上に立っているが、「クネクネ」の場合は畑の中に立っている。

日本では明治以降、お化けは迷信とされ、「迷信打破」の対象となったが、それにもかかわらず、今もお化けは健在だ。


 
 
 

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