体験談の重み
- 代表理事
- 2016年3月9日
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山本悦子〔述〕『人生の涙をたくさん流そう』のあとがきとして、以下の文章を書き添えた。
「山本悦子さんの生き様は、まさに本稿の表題「人生の涙をたくさん流そう」の一言に尽きるのではないかと思います。戦争という苦労の時代を越え、山本さんは、いつも強く明るく歩いてきました。山本さんの「子どもたちには自己主張をしないハートのある人間に育って欲しい。ハートのない人間は人間にあらず。強く優しい子になってほしい。」という言葉の後ろ側には、実体験に基づく重みと信念が感じられます。とても貴重なお話をありがとうございます。」
山本さんは、最近、ハートのある人間が少なくなってきていることを嘆いていた。こうした言葉には、戦争という時代を実際に越え、いまに至るまで力強く生きてきた実体験に基づく「重み」を感じる。
山本さんの話に限らず、貴重な体験談は、どのような形であれ、財産として後代へと伝えていくべきだ。
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