地域コミュニティ再生の必要性

昨日、ある民俗学関連の研究会の機関紙が郵送されてきた。多くの在野の会が直面している課題なのであろうが、会員の高齢化により会員数の減少が進み、運営上の困難に直面しているという主旨の一文もそれに付されていた。年間に掲載される機関紙のページ数も減ってしまうそうだ。しかしその一方で、民俗に関心をもつ人が急減しているというわけではない。

少子高齢化に伴う地域コミュニティの減衰も周知のことだが、現時点では、それに歯止めをかけることは難しい。しかし、このことが、コミュニティ再生の必要性を感じる人が減っていることを意味しているわけではない。